林業女子ブログ

カナダの山林と文化

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    夏ですね。
    梅雨が明けたと思ったら夕立続きの毎日。
    せっかく昼間は暖かいのに洗濯物が干せません…


    先日、弊社にお客様がいらっしゃいました。
    思うところがあり仕事を辞め、単身カナダへ渡り勉強中の方とのこと。かっこいい!

    その方がこう仰っていました。
    先進国でありながら豊かな天然林を有するカナダの国民は
    林産品を好んで使ってるんだよ、と。

    都会の町中でも電柱が未だに木製だったり
    一般家庭に薪ストーブがあったり
    そういうふうに日常の中に木があることが、とても普通らしいんです。

    文化として、自然のものと生きることが根付いているんですね。


    ドイツなりスウェーデンなり、寒冷な地域の方が
    どうしても林業に重きを置いているイメージがあります。
    暖かい地域よりも木が太るのが遅いからでしょうか?
    なかなか生長しないからこそ、大事に大事にしたのかもしれません。

    俄然行ってみたくなりました!

     

    薪ストーブ
    カナダではありませんが、大学の実習で伺ったお宅の薪ストーブを。
    雰囲気がありますね。


    女子の苦手分野 「製材機械」

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      少し間が空いてしまいましたが、前回の続き。


      お話の流れの中で、林業機械のお話も伺えました。

      そういう女性はたくさんいらっしゃる、私だけではないと信じていますが
      機械というものに若干の苦手意識があるもので
      パソコンの初期設定すら父に丸投げ。機械分野の知識は全くありませんでした。
      (ちなみに地図を読むのも苦手です。)


      丸太を切る、単純な工程のように見えても、一本一本少しずつ異なるため
      それに対応できるようにするのはとても大変なのだとか。

      製材会社もバタバタとなくなっているのと同様に
      林業機械を作る側も少なくなっているのだそうです。

      製材機械に関してはもう数えるほど。
      残った数社も、買い手に限りが有る現状では
      新技術の開発に力を割けるわけがありません。

      このままでは国産材を外国製機械で製材
      なんて少し皮肉な事態に陥ってしまうのでは・・・とは言いすぎですね。
      まだまだ踏ん張ってくださる方、たくさんいらっしゃいます。


      あちこち見学にお邪魔すると、勉強にもなるし、縁も広がっていいことばかり。
      ここ数日資料やパソコンに向かってばかりでしたが、いい刺激になりました。


      林業のボトルネック?製材業のきびしさ

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        環境を守っていたり、家づくりの材料になっていたり
        文化にかかわっていたり、はたまた発電なんてしちゃったり

        木、とひとくくりに言っても色々な面があります。
        川上から川下までたくさんの方々がにかかわっています。

        先月は川上の、素材生産業の皆さんのところにお邪魔したとご報告しましたが
        今回は川中の、国産材を扱う製材業の皆さんのお話を伺ったことについて。


        ●品質の安定化
        ●市場のニーズに合うようなマーケティング
        ●技術向上による製材コスト削減
        ●安定した原木供給体制
         の4つのポイントの向上を目的として活動なさっているのだとか。

        林業にとって厳しい状況が続いたために
        製材会社は年間500社ずつ減少傾向にある、と伺ったことがあります。
        このままの計算でいけば、数年後には日本に製材会社はなくなってしまいますね。

        近年になってやっと需要が伸びてきて
        山には伐期の木もたくさんあるのに、製材・乾燥が間に合わなず
        林業のボトルネックになってしまっているのが現状なのだとか。
        せっかく需要も供給も出てきたのに、ちょっと悔しいです。

        ですが皆さんなんというか、こちらが気後れしてしまうくらいパワフルで
        こんな方々が引っ張っていくのなら林業が廃れる心配はいらないな、と
        思わせていただけるくらい。

        南北に長い日本の地域差の大きさが、林業にもそのままあらわれるのか
        いろんなところに見られる地域色も興味深かったです。

        端材利用のかたち、チェーンソーアート

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           材料としての木、そのお話の続きを少しだけ。


          自然物ですから、不便なところもあります。
          そんな不便なところと一緒に、木が持つ
          たくさんの素敵なところもアピールしていけたら。

          そして木の価値が高まって、
          山林活用の第一歩になればいいと思います。

           

          先月、地元のお祭りで
          檜で作ったまな板を出店させていただきました。

          1人のお客様に「木って、あたたかいね」
          と言っていただけたことが印象に残っています。

          強度やら何やらのお話を散々した後ですが
          木材のいちばんの魅力はやはりそういうところですよね。

          その出店の写真はうっかり撮り逃してしまったので、かわりに
          以前拝見した、面白い端材の使い方をアップさせていただきます。

          チェーンソーアート1

          チェーンソーアート、というものだそうです。
          あんなチェーンソーでこんな繊細な加工が出来るんですね。

          チェーンソーアート2

          こちらの事務所も、ご自身が伐採した材で作られたご立派なものでした。

          とある福島の林家さんより。



          軽くて丈夫な木!

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            クーラーに甘えたくなってきました。

            暑く湿気の多いこの季節。


            腐れや虫などのリスクを防ぐために
            伐採には材の水分量が少ない冬季が適していると言われ
            夏場の出材はやや減少気味に。


            腐れ、だなんて言ってしまうと
            なんだか弱いイメージを持たれてしまうかもしれません。

            ですが、木って意外と丈夫だったりします。


            住宅に扱われる材料を比べてみると
            10cm角材が耐えられるのは
            鉄骨だと20トン、コンクリートだと7トン、木材だと6トン程度。

            さすがに鉄骨やらには敵いませんが
            木の良いところは軽く、扱いやすいところ。

            同じ重さ当たりの強さ(比強度)は
            それぞれを押しつぶそうとした時、木は鉄の2倍、コンクリートの10倍
            それぞれを引きちぎろうとした時、木は鉄の4倍、コンクリートの200倍
            も、強いそうなんです。

            建物が重さは耐震にも関係するものですから
            木のしなやかさは、日本の家にあっているんですね。



            低コストで皆伐が出来る?

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               先日、県内の素材生産業界の第一線で働く
              現場の皆様の、生の声を聴く機会をいただきました。

              テーマの一つであった、「低コスト化」について。


              原木の搬出を少しでも効率良くしよう!
              そして、皆伐後の造林のコストを削減しよう!

              といった試みを伺うことができました。

              まだ試験段階ではあるそうですが、
              講義で習ったようないわゆる教科書通りの施業とは、やはり異なります。

              どんどん新しい取り組みがなされていく、林業は生き物のようです。

              林業は他の農産業と比べ伐採(収穫)までのスパンが長いものですから
              失敗したときの負担が大きく、自身の経験を捨てて新しいことに踏み切るのは
              とても恐ろしいことだと思います。

              それでもこうやって川上では、山林を良くしていこうと活動なさっている方が
              せっかくこんなにいらっしゃるのだから

              川中や川下、山に少しでも関わりのある人間は
              広くアンテナをひろげていなけれならないなあと、感じた1日でした。

                


              軽トラとチェーンソーで晩酌を

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                 高知県仁淀川町のNPO法人土佐の森・救援隊がはじめた
                「木の駅プロジェクト」

                林地残材を、その地域で使用できる地域振興券で買い取る、
                山林管理と地域活性化をまとめて相手取ったこの事業は
                実証試験段階含めですが、21地域で催されている、とのこと。

                こんなにも広がりを見せているのは、この事業が
                どこででもできる仕組みを目指そうと努力して作られている。という事と、

                山林をきちんと管理したい。有効活用したい。けれど・・・と
                頭を悩ます山主さんがあちこちにいらっしゃる。
                ということなのだと思います。



                タイトルは、
                「木の駅プロジェクト美和」(茨城県)や「木の宿プロジェクト」(鳥取県)など
                いくつかの地域で合言葉として使われているフレーズをお借りしました。

                林業従事者でなくとも
                専門的な林業機器がなくとも
                軽トラとチェーンソーで、晩酌を!

                素敵な合言葉ですね。

                ----------------------------------------------------------------------

                放りっぱなしになっている木(林地残材)を「木の駅」に出荷して、
                山をきれいにして、
                地域が元気になって、
                地球温暖化ストップに少し役に立って、
                そして自分にはご褒美の晩酌を・・・。

                ---------------------------------------------------------------------- 
                          (木の駅プロジェクトポータルサイトより)
                 
                 


                『林業女子』 とは?

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                  まだまだ男性のイメージが強い林業の世界で
                  女性の現場進出が明るい方向に向かえば良い、
                  そして、一般の方にとって林業がもっと近しいものになれば良い、と
                  京都から発足され全国に広がったものが 『林業女子会』 です。

                  林業イベントや講演会への参加、地元林業のPR、等。
                  大変活発に活動なさっています。

                  山って大変だけど、自然ってすてき!木ってかわいい!

                  林業の敷居を低くし、女子の視点からアピールされている林業女子会。
                  矢板から参加させていただきたいと思います。




                  それでは、連休しっかりリフレッシュいたしましたので
                  今日からまた頑張って行きたいと思います。





                  ご挨拶

                  0
                     
                    初めまして。
                    今年度4月づけで螢函璽札鵑貌社いたしました、新米林業女子です。

                    この度ブログという発信の場が与えられたこと、ありがたいと同時に少々緊張しております。

                    新米だからわからない山林の疑問
                    新米だから感じた素朴な意見・・・

                    そのほか、働かせていただく中で思ったことをのんびりと発信し
                    山に携わってこられた先輩方はもちろん
                    今まで山林にあまり馴染みのなかった皆様にも、ぜひ関わりいただければ、と思います。

                    どうぞ、よろしくお願いいたします♪



                    お引越しとブログリニューアルのご案内

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                      2013年、株式会社トーセンに一線ではたらく林業女子が入社しました。
                      これを機に、山林活用ドットコムのブログを華々しくリニューアルいたします。
                      スタートまで少々お待ちください。

                      なお、これまでインフォメーションブログをご愛読いただいていた、メルマガ読者の皆様、インフォメーションブログは山林担当者ブログへ統合となりました。
                      (都合によりリンクでのご案内は控えさせていただいております。)
                      引き続き山林活用ドットコムのメルマガ・ブログをよろしくお願いいたします。


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